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2022年度 日誌

ようこそ先輩

本校の3年生4名が、それぞれの母校である高崎市立箕輪小学校、吉岡町立明治小学校で、各校2名ずつ、高校生ボランティア・チューター(ようこそ先輩)として活動させていただきました。児童に慕われ、頼もしい様子が見られました。

参加した4名は、良い経験ができたようです。受け入れてくださった箕輪小学校、明治小学校の皆さんに感謝しております。

参加した生徒の感想

母校の小学校での1週間は、あっという間でしたが、その中でも様々な発見をし、多くのことを学べました。最初は子どもたちにどう接していけばいいのか分からず、戸惑っていましたが、待っているだけではなく、自分から積極的に子どもたちに声をかけ、関わっていかなければならないことに気づかされました。子どもたち一人ひとりをよく見て理解した上で、声をかけたり教えたりしていくうちに子どもたちとの距離を縮めることができました。授業の指導については、様々な学年の授業のサポートをしたときに、自分の思っていることを分かりやすく子どもたちに教えることの難しさを感じました。しかし、うなずいて、理解してくれる子が増えたり、納得している子どもたちの姿を見たりしたときに、うれしさと達成感を感じ、教師としての魅力に気づくことができました。また、答えをすべて教えるのではなく、子どもたちに考えさせるような問いかけをしてあげることも大切だと言うことを学びました。どの学年の先生方も子どもたちが考えることができるような言葉がけの工夫をされていました。子どもたちが自分自身で考え、行動することができるような指導が大事だと思いました。今回の実習では、実際の現場でしか体験できない、貴重な経験ができました。そして、教師としての正しい在り方や魅力、子どもたちとの関わり方について、学ぶことができました。実習前は、子どもたちとの関わり方や教え方などでとても不安がありましたが、初日から先生方が暖かく、優しく迎え入れてくださるとともに、元気に挨拶してくれる子どもたちや昼休みに声をかけてくれる子どもたちのおかげで、充実した楽しい1週間を過ごすことができました。大学進学後は、この1週間で学んだ多くの知識や技術が活かせるように努力し、頑張りたいと思います。本当に貴重な経験をありがとうございました。