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令和7年度校長日記

第一回校内授業研究会

先生方による校内授業研究会が実施されました。学年毎の代表者の授業観察を全職員で行い、その後学年毎に研究協議が行われました。 

2学年の授業観察の様子

1学年の研究協議の様子

3学年の研究協議の様子

 

熱心な授業観察と活発な研究協議が行われました。

次回は、9月に第二回授業研究会が予定されています。

職員同士で研鑽を積み、今後の授業改善に努めて参ります。

授業観察②

本日は、1年生の化学の授業を見させていただきました。

  

      白衣の安齋先生

金属の炎色反応の実験が行われました。   

授業観察がスタートしました

5月末から授業観察がスタートしています。

個性あふれる先生方による熱心な指導の様子を見られ、校長にとってもとても有意義な時間となっています

大野先生による数学の授業

PTA総会

5月17日(土)<PTA総会>

令和7年度のPTA総会が、開催されますことをお祝い申し上げます。お足元の悪い中、本日は昨年度を大きく上回る102名の保護者の皆様にご出席いただきました。心より感謝申し上げます。

 学校では、先週県高校総体が終了し、レスリング、陸上、なぎなた部が関東大会に出場します。私も応援に行きましたが、入賞できなかった部活動も、応援を含めて全力で取り組む姿勢が見られ、大変頼もしく感じました。

 さて、新年度になって1か月半が経過したところですが、各ご家庭でのお子様の様子はいかがでしょうか。保護者の皆様におかれましては、日々子育てについて悩むこと、ご不安に感じることも多々あろうかと思います。

以前心理カウンセラーさんから聞いた話に、子育ては自転車に例えられる、という話がありました。最初から自転車に乗れる子どもはいません、あっちにふらふら、こっちにふらふら、時に転んだり見ている我々大人はハラハラドキドキとても不安になる。でも、そのとき親はどう考えるか。「最後は、きっと乗れるようになる。」子育ても同様で、お子様の言動に一喜一憂し、大丈夫だろうかと不安になる。でも、そんなときは、最後はきっと大丈夫と子どもの成長を信じ、安心して転べるような環境を作ってあげること、それが子育てであり、我々大人の役割なのかと思います。学校も、一緒になってお子様の成長のための環境作りに努めて参りたいと考えています。

 1点連絡、お願いがございます。3年に一度の文化祭が6月に開催されます。生徒たちはそれに向けて現在その準備に励んでいます。すべての生徒にとって、財光寺一度の文化祭ですので、保護者の皆様には、ぜひたくさんのご来校をいただきたいと考えております。ですが一点、ご承知おきいただきたいことがございます。校門周辺での出店も予定されていますので、校内への車両の乗り入れについては、例年すべてご遠慮いただいており、公共交通機関等でのご来校をお願いしているところです。今年度については、なるべく保護者の皆様にご来校いただきたいという担当の思いで、限られた台数ではございますが校外に駐車場をいくつか手配いたしました。まずは自家用車以外の交通手段を優先いただき、もし混雑等を覚悟いただければ、駐車場のご利用を検討願います。なお、近隣の私有地等への駐車はくれぐれもお控えいただくとともに、事故等の責任は負いかねますので、駐車場ご利用の際は十分気をつけてご利用ください。ご不便をおかけしますが、ご来校を心よりお待ちしております。

 今日は、総会終了後、進路講演会、学級または学年懇談会も予定されています。半日の日程になりますが、よろしくお願いします。

 

令和7年度入学式

4月8日(火)<入学式・式辞>

 満開の桜が咲き誇る本日ここに、同窓会長 新井義宗 様、PTA会長 内山美智子 様をはじめ、ご来賓の皆様、保護者の皆様方のご臨席のもと、群馬県立前橋西高等学校 第四十三回入学式を挙行できますことを、心より御礼申し上げます。

 ただ今、入学を許可いたしました155名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんを本校の一員として迎えることができることを、大変嬉しく思います。また、ご家族の皆様におかれましても、お子様の新たな門出を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。 

 さて、新入生の皆さん、皆さんは今、これまでにないスピードで変化する激動の時代を生きています。技術革新やグローバル化が信じられない速度で進み、社会そのものが大きく変化するなかで、様々な判断を求められ、そして進むべき道を選択しなくてはならないとても難しい時代です。そんな時代において、大切にしなければならない資質、それは一言で言えば、生涯にわたって学び続ける姿勢であると思います。昨日まで正しかった情報が明日には覆されるかもしれないそんな危うい時代において、迷わず確かな道を歩みたければ、自ら常識を疑い日々新たな知識を得ようとする姿勢が不可欠であろうと思います。各教科における知識をベースとして持ったうえで、地域やさらには国内外にも大きく学びの場を広げ、様々な分野で自身の教養を深めてほしいと思います。

 本校では、卒業までに身に付けられる力、身につけたい力として次の三点を掲げています。一つ目は多文化共生・共創社会に必要な思いやりの心とコミュニケーション力、二つ目は論理的に情報をつなぐことを通した課題解決力や表現力・発信力、三つ目は失敗を恐れずつながることに挑戦し、何事にも粘り強く取り組む態度です。

 これらに共通するキーワードは「つながる力」です。これは、知識をつなぎ合わせ自身の考えを整理した上で、仲間はもちろん、多種多様な人々とのつながりをもつことで、未来を担う人材へと成長することを意味しています。

 人は一人では生きていけません。他者とのつながりの中で、お互いに影響を与え合いながら生きています。皆さんのこれから始まる高校生活のなかで、多くの仲間や先生、学校内外の方々からたくさんの有益な刺激を受け、また皆さん一人一人が周囲によい影響を与えられる存在へと成長してほしいと願っています。

 これからの三年間は、今後の人生の方向性を決める大切な三年間です。二度と戻ることのできない貴重な三年間です。でもだからといって決して臆病になってはいけません。失敗は若さの特権であり、成長に必要な過程です。自分の可能性を信じて、失敗を恐れず挑戦する三年間としてほしいと心から願っています。

 保護者の皆様、本日から三年間、これまで大切に育ててきていただいたお子様を、一丸となって全力で支えていくことを全教職員を代表してお約束いたします。それぞれの御家庭により教育観は様々であり、時に学校と御家庭とで考えが行き違うこともあるかもしれません。ですが、お子様の成長という共通のゴールを目指してともに手を携えて汗を流せればと考えております。御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 最後に、本日から始まる新たな3年間が、新入生皆さんにとってかけがえのない時間となることを心から願い、式辞といたします。